狛江・備長炭炙りと旨い酒 狛の家、丁寧でちゃんとしてる日本酒系居酒屋

仕事で狛江に降り立ち、時間も時間だったのでそこいらで飯でも食べて行こうとなって、若いもんを連れてこの店へ。ファザードがすごく大手チェーン店っぽいけど、そんな事全然ないのは店の中に入ってから気づくし、接客スタイルからして実はすごい。


大正ロマン感じる制服に身を包んだ女性スタッフが、赤ペン先生よろしく赤筆先生になって、今日はこれのみねぇ食いねぇと、ご指示が降りまして、


こんな風になるわけだ。コミュニケーション取りながら注文ごりっととって行っちゃうんだもん、この接客スタイルすごいね。最近の居酒屋接客の中でも好きな部類。無駄にくそ元気だけな接客より全然いい。ちゃんと料理の知識もあるし。


呑む前にさ、お通し的に出てくるのが粕汁。ちゃんとうまい。こういうのに手抜かりがないのがえらいと思う。


で、いきなりへしこをつまみながら酒をのみ始める。


個人的にせりが最近好きなので、せりのおひたし。丁寧な味付けで良い。せりのいいところを消さないいい調理。


そして、さらに漬物でのみ続け、


刺身をパクつく。おすすめに従っただけだが、おすすめされただけはある、うまい。


焼き物たちも、ちょどいい。それにしても、この金剛串とつくねは毎度注文すべきだなぁ。丁寧。


鶏モモ涙焼きは、本気で涙しました。


腹すかしがいたので、唐揚げも追加発注。

しこたま呑んで食べて会計して帰る時にさ、


火打ち石を打ってくれてさ、なかなかこういうお見送りもいいじゃないって思ったよ。


いい店じゃないか。