明日、ホテル雅叙園東京(旧名:目黒雅叙園)に、代官山で17年営業していて、この18年目に移転する事と相成った自然派イタリアン・カノビアーノが誕生する。素材そのものの繊細な味を引き出し提供する事が信条の店、さてどういう具合になるのでしょうかという事で、プレス発表会へ向かいました。
結婚式場・レストランウェディングでも利用できるような仕様になっており、
チャペルが用意されています。そして、なかなかいい音響です。
店内外も素敵仕様。だいたい60名くらい入るんでしょうかね。外にはプールも(泳げないやつね)上質感たっぷりですね。
さて、料理を味わいます。まずは、
植竹シェフのスペシャリテ。代表的一皿である、「縞海老とカラスミの冷製カッペリーニ」文句のつけようのない美味。そしてうますぎて一瞬で平げてしまう。何皿もいきたい。
さて、そのほかはビュッフェ形式なので自分で盛り付けてアンティパストミストにします。
ホタルイカや稚鮎をフリットしたもんとか、パルマ産24ヶ月熟成生ハムなどまぁ、たくさん種類あるのですがね、どれも優しい味。優しくもきっちり美味い味を引き出している。食べていて疲れない。
陽気なサンオジ(いや、音楽家)があれこれ奏でる中、
シェフが肉、焼いてます。立派な仔羊!
スカンピやら牛ランプのモリーユソースやら、仔羊はポルチーニと黄トマトで。
白身魚のガルツも丁寧な仕立て。
サングリアは、がぶがぶいけてしまう。
ここまで食べてみて思ったわけです。所謂レセプションのパーティー料理であっても、味わいやらそういうのに手抜かりがないというところに凄みを感じました。人数が増えて行くと、その料理のクオリティってのは均一化平準化していかなければならないので、可もなく不可もなくレベルにならざるを得ないわけですが、そんなことのないきっちり美味いもんを出して頂けるのと、ホールのレベルがやはり高いなぁと感じるので、あぁ、いいなぁと思いました。きっと60席っていうのが限界値なんだろうなぁと思うわけです。
最後はドルチェで締め。今回、野郎ばかりの4名席でしたので、ちょっと集めてみましたが、まぁ華やか。
俺はライチのパンナコッタを。
いよいよ明日オープン、いろいろと楽しみ。
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